インターネットが普及してからというもの、テレビ局に勤めなくとも自ら情報発信をすることが出来るようになったことは、多くの人が感じていることではないでしょうか。
気軽に情報発信ができることから、これまで統制の取れていた社会上の情報が管理できない状態となり、一部では個人対個人の対立から、それらを擁護する人たちをも巻き込んで、大きな問題に発展することも多く見かけるようになりましたね。
Vtuber業界でも同じことが発生しており、「ハッシュタグ」の取り合いや、配信上での「企画被り」、ゲームの「ネタバレコメント」など、挙げ始めたらきりがありません。
そんな中でついに発声してしまった「Vtuberの名前」のかぶり問題。
確かに多くの配信者がいるので、同じ名前を考えてしまうのは仕方のない事なのですが・・・
そのことを気にせず、後追いの人が先人の築いてきたものを奪おうとしている現状が発生し、今、大きく炎上していることを貴方はご存じでしょうか。
今回問題になっている「名前」は「猫宮るな」という配信者の名前。
この「Vtuberの名前かぶり問題」に本記事では調査し、問題点や経緯などを見ていきたいと思います。
猫宮るなの前世(中の人)は判明していますか?
インターネット上で確認してみると、前世情報などは見当たらないようです。
ですが、これまでの行動を見ていると、他の人に迷惑をかけても全く悪びれない様子が、随所で確認されています。
例えば、事前に名前かぶりが無いよう調べるものですが、それもせず、昔から活動している配信者に向かって「商標登録でもしてないなら、同じでもいいだろ」であったり、多くの配信者を敵に回すような発言を初配信から行ったり・・・
周りに迷惑を振りまきながら活動していく様はまさに、「迷惑系Vtuber」と言われても仕方のないようなことをしています。
そのことから考えると、現実世界でも傍若無人で、自分だけ良ければいいという「シコ承認欲求」の強い人なのではないかと考えられます。
猫宮るなの特徴
パクリ疑惑でVtuber業界を騒がせている猫宮るなさん。
前世は判明していませんが、中の人の特徴は判明しています。
ということでここからは、猫宮るなの以下の特徴について解説していきます。
- 見た目が某「ホロライブ」で活動したVtuberに似ている
- 声質はかわいらしい感じである
見た目が某「ホロライブ」で活動したVtuberに似ている
猫宮るなさんは、過去に「ホロライブ」に所属していた元3期生の「潤羽るしあ」氏に見た目がそっくりなのです。
#新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/kUrbFPLi2V
— 猫宮るな💚🐾 (@RunaNekomiya) March 28, 2025
本人は「特に意識はしていない」と言ってはいますが、完全に自分のイメージを彼女に重ねていることは、冷静な他人が見れば一発で分かることだと思います。
また、彼女のデビュー記念のグッズには、「指輪」というものがあり、これもかつて「潤羽るしあ」氏が「一生一緒エンゲージリング」と印象が被り、ここでも彼女を模しているように見えます。
それ故に、「潤羽るしあ」ロスをしていた視聴者からしてみると、渡りに船であり、ようやくたどり着いた安息の地なのかと考えられますね。
そのため、彼女の応援をする人たちは「オリジナル」の人をたたきにかかっているのではないかと思われます。
声質はかわいらしい感じである
声自体は幼い感じで、この部分についても「潤羽るしあ」氏を彷彿とさせるような感じが見受けられます。
しかし、多くの視聴者が彼女の話し方を聞いたところ、「ボイチェンを通した発声に聞こえる」「発音のクセが男性っぽい」との指摘を受けており、「バ美肉(バーチャル美少女受肉)」ではないかと言われています。
「バ美肉」自体は特別悪いことではないですが、いまだに多くの視聴者は、配信者に対して「性別などの隠し事はしてほしくない」という思いを抱いているようです。
そのため、過去には炎上事件にまで発展し、活動を止めている配信者もいるため、視聴者にとっても、配信者にとっても、非常にセンシティブなことのようです。
猫宮るなは顔バレしているのか?
前世の情報がないため、顔バレなどは確認されていませんが、おそらく今後、問題などが発生してきそうな危ない橋を渡っている感じがするので・・・
いずれ特定班によって、その素顔が明かされるかもしれません。
インターネット上の特定班は、例え特定先の人間が無罪や関係のない一般人であっても、驚異的な情報網や、天才的な技術力を駆使して、何としてでも深層にたどり着こうとします。
その力を考えると、事が大事になればなるほど、その実情は明かされることになるのではないでしょうか。
猫宮るなに関してよくある質問
ここからは、何かとお騒がせしている猫宮るなに関してよくある以下の質問にお答えしていきます。
- 「みけねこ」氏との関係はあるのですか?
- 同じ名前の人はどのような人?
- この炎上事件で業界にはどのような影響がありますか?
「みけねこ」氏との関係はあるのですか?
前述でも話題に上がっていますが、「潤羽るしあ」氏の前世(中の人)が「みけねこ」氏であると、インターネット上では断定されています。
そのため、今回の「猫宮るな」についても、「みけねこ」がまたやらかしたのではないかと考えられているようです。
イラストの見た目や、活動内容、グッズ販売の中身から、かつて自身が大手で配信していた時のネタを彷彿させるものが多くありました。
どのことから考えると、「みけねこ」なんじゃないかと、多くの人が考えてしまっていました。
しかし、猫宮るなさんの初配信の時間と、噂の「みけねこ」氏がその日に配信していた時間が同時刻であったことから、「猫宮るな」=「みけねこ」ということは、否定されました。
同じ名前の人はどのような人?
同性で今回被害に遭っている「猫宮るな」さんについては、X(旧Twitter)の開設は2021年7月。
YouTubeのチャンネル設立もX(旧Twitter)と同じ時期に開設している、中堅の個人Vtuberです。
登録者数も約2.3万人と多くの人から応援されており、配信内容は「ゲーム配信」「雑談」「ASMR」を中心に活動しています。
彼女のママ(絵師)さんはフリーのイラストレーターである「さなだケイスイ」氏で、Vtuber業界でも「ホロライブ」「にじさんじ」での案件をこなしていたり、そのほかの商業活動などは「雀魂」や「電撃文庫」などでイラストを描いているようです。
この炎上事件で業界にはどのような影響がありますか?
今回の事件を受けて「オリジナル」の「猫宮るな」さんはもちろんのこと、似たような名前のVtuberさんにも、あらぬ疑いがかけられたり、いわれのない誹謗中傷を受けている状況もあるようです。
有名どころで行くと、現在はフリーで活動している「猫宮ひなた」氏や、「ぶいすぽっ!」所属の「紫宮るな」氏などがあげられます。
確かに「猫」や「ルナ」という文字はそのキャラクターをイメージしやすく、見る方としても、分かりやすい記号であるため、多くの人が使いたいと思う気持ちは筆者も理解できます。
ですが、現実の私たちの名前にも、親や親族の思いが込められた「意味や願い」というものが込められています。
もちろんVtuberや配信者の「名前」についても、自分自身が活動していく上での「願いや願望」というものを含めて、名づけることをするでしょう。
それをいとも簡単に汚し、「自己承認欲求」を満たすためだけに、奪ってしまうのは、お店の商品を万引きする窃盗と変わりないのではないかと、筆者は考えてしまいます。
まとめ
今回は「名前かぶり」から大炎上している「猫宮るな」さんについて調査してきました。
実は筆者、個人勢の配信も見ている人間なので、この問題が発生する前から、オリジナルの「猫宮るな」さんの放送なども見ていたことがあります。
オリジナルの方の活動は、本当に地道で長いこと継続してきたからこそ、今のファンたちが応援しており、その活動も認められて多くの視聴者たちから賛同を受けている様子が感じられます。
ですが、今回「名前かぶせ」をしてきた人については、もはや後出しじゃんけんで、おいしいところだけを持っていきたいと思っているようにしか感じられません。
また、今回取り上げた「後のり」さん以外にも、AIで生成して活動をしようとしている他の「猫宮るな」がいるようです。
私が描いたVtuberさんの立ち絵がAI生成された上、無断使用されている事を
ご連絡頂きました。立ち絵の使用権利は、笹宮みどり様にあります。
無断複製、無断転載、無断使用、AI学習や悪質ななりすましを全面的に禁じております。
注意喚起、通報のご協力をお願いします pic.twitter.com/TrjZKz5hk9— えな りねも (@_Choco_CCC) March 26, 2025
こちらについては、絵師さんが「自分が書いていないイラストであり、AIでの作成をしている」との申告をしており、こちらについても問題が山積している状況です。
ここまで来てしまうと、インターネット上では「やったもん勝ち」「炎上して注目されてなんぼ」みたいな輩が多く増えてくるのではないでしょうか。
どんだけ猫宮るないるんだよ pic.twitter.com/FpFDbJYXXN
— 葉緑体 (@ryoku_082_6) March 22, 2025
こうなってくると「オリジナル」で活動してきた人があまりにも可哀想ですし、このことが許されてしまうと、模倣犯が続出してくる可能性があります。
かつてゲームハードであった「マジコン」事件を彷彿とさせるようなことに発展していきそうだと心配でなりません。
これ以上物事が発展せず、終息していけばいいのですが、エスカレートしていくと、2025年に高田馬場で配信者が刺され事件などに発展していく可能性も否めません。
どうか、インターネット上で活動する人に限らず、自分自身を売りにしていく人達には、ネット上のメリット、デメリットをしっかり理解したうえで、節度ある行動をしていってもらいたいものです。





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